都道府県等から報告されたいわゆる健康食品に係る健康被害事例について

(平成15年5月30日 厚労省医薬局食品保健部企画課新開発食品保健対策室)

●事例1

製品名
報告自治体
事例の概要
年齢・性別
健康被害事例
入院・通院

メリロート(注1)、ブルーベリーエキス(注2)の同時接種

静岡県(1例)
20歳代・女性
肝機能障害

(肝機能値の上昇)

入院
(臨床経過)

●事例2

製品名
報告自治体
事例の概要
年齢・性別
健康被害事例
入院・通院

メリロート(注1)

新潟県(1例)
30歳代・女性
肝機能障害

(肝機能値の上昇)

入院
(臨床経過)

  • 平成13年6月から当該食品を摂取した。
  • 平成13年7月、黄疸、倦怠感を訴え受診、翌日入院した。その後、加療により軽快、同月中に退院したが、当該食品を再び摂取したところ再発し、翌日に再入院した。(8月に退院)
  • 他のウイルス性肝炎等は否定されており、当該患者の症状の経過等から当該製品の摂取による肝障害であることが疑われた。

以 上

 なお、これらの事例における製品は、すべて同一販売者のものである。

注1)メリロートの原材料名…メリロートエキス末、クミスクチンエキス末、イチョウ葉エキス末、トウガラシ抽出物、オリーブ油、ゼラチン、グリセリン、ミツロウ、グリセリン脂肪酸エステル

注2)ブルーベリーエキスの原材料名…ブルーベリーエキス末、カロチノイド、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、マリーゴールド、ゼラチン、シソ油、グリセリン、ミツロウ