長岡市医師会ホームページ
■吸入指導について
喘息、慢性閉塞性肺疾患に対する治療の第1選択薬として吸入療法があります。
近年その種類が増加し呼吸器内科医以外の先生方には非常にわかりにくく複雑になってきました。
また喘息、慢性閉塞性肺疾患のコントロールには吸入のアドヒアランスが欠かせません。
そのため吸入治療開始時、アドヒアランス確認等のため令和2年診療報酬改定時より吸入薬指導加算が新設されました。
加算は薬局が対象ですが、その算定のため医科より吸入指導指示が必要となります。
中越地区の呼吸器内科医の間では以前より指導箋を利用していましたが、現在呼吸器内科医以外のクリニックの先生も吸入薬を処方するケースが多くなり、中越地区の喘息、慢性閉塞性肺疾患のコントロール維持のため呼吸器内科以外のクリニックの先生方にも指導箋を活用していただきたいと思いますので、ご協力の程よろしくお願いいたします。