アミガサユリ(ユリ科)
地下に鱗茎をもつ多年草。薬用や茶花にも使われる。3月〜4月頃咲く花は鐘形で淡黄緑色、内面にアミ笠のような文様があることからこの名がついたものである。現在、畑野町や津南町等の一部では栽培が行われている。※平成5年3月掲載
生薬名:バイモ(貝母)
薬用部:鱗菜
効用:鎮咳薬、去痰薬、止血薬、催乳薬、利尿薬、鎮痛薬
用法:1日1〜3gを煎じて服用する。
採取時期及び処理:5月中頃から葉が黄色を帯びるようになるので茎葉は枯死する。この時点で掘り鱗片をはがして水洗後外側のコルク皮を捨てて円乾しする。