カラスビシャク(サトイモ科)
別名:ヘソクリ、スズメノヒシャク、シャクシグサ
球の様な根茎から1〜2枚の葉を出し、夏至の頃この植物は良く育つので半夏といわれている。※昭和61年7月掲載
生薬名:ハンゲ(半夏)
薬用部:根茎
効用:鎮咳薬、鎮吐薬
用法:1日約4gを煎じて服用するが、粉末として用いられる。
採取時期及び処理:6〜7月頃根茎を堀り樽の中へ入れ、約2%食塩水で3日間浸した後、手洗いの様に棒でかきまわし表皮を除いて水洗後日乾する。